ドラマ『パリピ孔明』、豪華なキャスト陣と音楽シーンの作り込み、制作陣のかなりの本気度が見える、大注目の作品です。
その劇中で英子が歌うカバー曲について、気になった方も多いですよね。
ここではその楽曲について、詳細や魅力をご紹介していきます!
・英子が歌うカバー曲と歌唱シーンまとめ
・英子が歌うカバー曲についてSNSでの声
・英子が歌うカバー曲の発売情報
ドラマのあらすじやキャストについてはこちら

英子が歌うカバー曲と歌唱シーンまとめ
劇中で英子(上白石萌歌)が歌うカバー曲一覧はこちら!
曲名 | アーティスト名 |
---|---|
タイムトラベル | 原田真二 |
真夜中のドア~stay with me | 松原みき |
堕天 | CreepyNuts |
サヨナラCOLOR | SUPERBUTTERDOG |
それぞれどんな曲で、ドラマの中ではどのようなシーンで歌唱されていたのか、ご紹介していきます。
原田真二『タイムトラベル』
『タイム・トラベル』は、1978年4月10日にリリースされた原田真二さん4作目のシングルです。
原田さんはこの曲で『第29回NHK紅白歌合戦』初出場を果たしました。
垢抜けたキャッチーなメロディラインとロックなギタープレイ、SFチックでどこか幻想的な歌詞。
今聞いてもちょっとびっくりする位、おしゃれで全く色褪せることない、まさに「時を超えた名曲」です。
多くのアーティストに愛され、カバーされてきましたが、2011年のスピッツによるカバーはテレビドラマ『僕とスターの99日』の主題歌となり、記憶に残っている方も多いでしょう。
歌唱シーン
第1話:ハロウィンパーティーのステージ

転生してきた孔明が降り立った渋谷で、最初に英子と出会ったシーン。
酔っ払いに絡まれ、連れ込まれたBBラウンジで英子が歌うこの歌に、孔明はいたく感銘を受けます。
実際に時を越えてきた孔明に「時間旅行のツアーはいかが?」なんて、ニクイ演出ですよね。
松原みき『真夜中のドア~stay with me』
『真夜中のドア〜Stay With Me』は1979年にリリースされた、松原みきさんのデビューシングルです。
当時まだ19歳だった松原さんですが、「すでに歌手として完成されている」と評されました。
洋楽的かつ都会的な洗練されたメロディで、ジャズクラブで歌っていた歌唱力も生かした、シティポップの名曲です。
発売から41年後の2020年後半に、ストリーミング配信やSNSをきっかけに、世界各国のサブスクリプションの再生回数で上位にランクイン。
国内外でリバイバルヒットを果たしています。
歌唱シーン
第1話:ミア西表に誘われて出演したライブステージ

大人気シンガー・ミア西表に誘われて出演したステージ。
SNSフォロワー数10万人超え、ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌で常にステージは満員のミアの裏にあてられた英子のステージは、当然のようにガラガラ…
そんな中で歌っていた曲です。
この状況で「Stay with me(そばにいて)」だなんていじらしくもありますが、歌声はあくまでのびやかで、孔明の扇動でいつの間に集まりだした観客は英子の歌に惹かれていくのでした。
第1話のあらすじはこちら

CreepyNuts『堕天』
『堕天』(だてん)は、2022年9月7日に発売された、Creepy Nutsの2作目のCDシングルです。
フジテレビのアニメ『よふかしのうた』のオープニングテーマに起用されています。
ジャンルとしてはヒップホップですが、普段ヒップホップはあまり聞かないという人でも、気持ちのいいリズムと韻、中毒性のあるおしゃれでポップな世界観にハマってしまう人続出の一曲。
歌唱シーン
第2話:アートフェスでのステージ

孔明が出演を決めてきた、アートフェスのステージで歌うシーン。
このステージはフェス会場の中でも一番端で、かつ大人気インディーズバンド「JET JACKET」の向かいのブースと不利な条件でしたが、孔明の策で人が集まり、英子のこの曲によって大盛り上がり。
アウェーの地での成功に、英子は大きな自信をつけます。
思わず踊りだしたくなるメロディに乗せて、繰り返し楽しげに歌われる「falling, falling」はまるで観客が英子の魅力に堕ちていく様を表しているようにも聞こえました。
第2話のあらすじはこちら

SUPERBUTTERDOG『サヨナラCOLOR』
『サヨナラCOLOR』は、2001年リリースされたSUPER BUTTER DOGの8作目のシングルです。
竹中直人さんがこの楽曲にインスピレーションを受け、同名の映画を制作。本曲がそのまま主題歌にもなり、話題となりました。
ファンクバンドとは思えない、洗練されたメロウなバラードで、今の自分にサヨナラして新しい環境に一歩踏み出す勇気をくれる、優しい応援歌のような楽曲。
多くの人に感動と勇気を与えてきた、日本のポップ史に残るであろう不朽の名曲と言えます。
歌唱シーン
第3話:BBラウンジで開催されたラップバトルイベントでの、ブレイクステージ

孔明がKABE太人を誘っていたMCラップバトルイベントの、幕間的なステージで歌った曲です。
孔明の計略によって誘導され、駆け込んだラウンジのトイレからちょうど出てきたKABE太人。
イベントのポスターを目にして思わず興味をひかれ、少しだけ…と会場に入ってドリンクをオーダーする、という完璧に狙ったタイミングで始まります。
また、この曲はKABEがラップを始めた学生時代に聞いていた曲で、その頃を思い出しつつ…
「その思いを、僕に見せて」と優しく語りかけるような英子の歌声は、彼の頑なな心をほんの少し、溶かしていくようでした。
英子が歌うカバー曲についてSNSでの声
カバー曲を歌うシーンについて、ネット上ではどのような声が上がったのか、ご紹介します。
英子が歌うカバー曲の発売情報

EIKOが歌う劇中曲を収録したアルバム「Dreamer」が11月1日にリリースされます。
幾田りら(YOASOBI)が書き下ろし、EIKOのオリジナル曲として歌唱される楽曲『DREAMER』が、ドラマ初回放送と同日の9月27日に配信開始されていますが、この曲を表題に据えたCDとなっています。
この中で、今回ご紹介したカバー曲も収録されているとのこと。
ドラマで歌われたシーンを思い出しながら楽しみつつ、透明感あふれる彼女の歌声を堪能できる、嬉しい1枚となりそうです!
さいごに
ドラマ『パリピ孔明』で英子(上白石萌歌)が歌っていたカバー曲について、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
全てジャンル、テイストの異なる曲で、純粋に音楽として聞き応えがあったのはもちろん、よく聞くと歌詞もその時のシチュエーションを反映するような内容で、二重で楽しめるカバー曲ばかりでした!
英子の歌声が心に残ってしまった方は、最後にご紹介したアルバムを手に取ってみるのも、いいかもしれないですね。