キタニタツヤは東大卒でボカロP出身の天才!本名などプロフィールや経歴を調査!

「天才」の呼び名が高いキタニタツヤさん。

TBS系アニメ「呪術廻戦」のオープニングテーマ「青のすみか」がヒットし、2023年は紅白初出場を果たすなど、何かとメディアにも出回り「一体どんな人なの!?」と気になっている人も多いはず。

そんなキタニさん、高い楽曲性と唯一無二の存在感で注目を集めていますが、実は「東大卒」と学歴もすごいのです…!

そこから、彼のユニークな経歴が判明しましたのでご紹介します。

キタニタツヤは東大卒のインテリ!

キタニさんは東大卒という高学歴とのことですが、そんな理由で大学を選び、どんな分野を学んでいたのでしょうか?

東京大学を選んだ理由は?

キタニさんは東京大学文学部の思想文化学科・美学芸術学研究室に所属されていました。

しかも予備校にも行かず、現役合格

親孝行すぎる…!!

そんなキタニさんですが、東京大学を選んだ理由は何だったのでしょうか?

親に負担をかけないため

ひとつは「家から通える国公立の大学」ということで、選んだそうです。

その理由で東大って…!

「家から通える国公立の大学はいくつかありましたけど、いずれにしても勉強しないと受からないので。予備校にも行けなかったし浪人もできそうになったから、かなりプレッシャーはありましたけど、自分としても大学には行きたかったんですよね。

社会に出るまでの時間稼ぎというか。音楽の専門学校に進むという発想はなかったです。ロックキッズだったんで、<音楽は勉強するものじゃない、ハートでやるもんだろう!>と(笑)」

引用元:https://dot.asahi.com/articles/-/39584?page=2

親戚を履歴書パンチで黙らせるため

「音楽やっている」という先入観で見てほしくない、ということで目に見える形で経歴を残したかったキタニさん。

確かに「東大出身」は誰が見ても分かりやすく、勉学に打ち込んできたんだ、という証明になりますよね…。

高校生の時からバンドに熱中していて、プロになるか分からないけど音楽はやっていきたいと思っていたんです。
それで普段会っていない遠い親せきに「バントマンかー」って言われた時にちょっと嫌で、「うるせぇ!僕はロックなんだよ!」って言い返せればいいんですけど、そんなにカッコいい人間でもないので、それなら履歴書で殴って黙らせるしかないなと(笑)。

“履歴書パンチ”ということで勉強だけはちゃんとやっておこうと思い、東大に入りました。

何か1個頑張ったということが人目に見えるところにあると、一応ちゃんとした人なんだろうなと思ってもらえて、「音楽やっている」という先入観を取っ払ってもらえるので。

https://www.fujitv-view.jp/article/post-480821/3/

どんな学問を学んでいた?

キタニさんが所属していたのは「思想文化学科・美学芸術学研究室」

“美しさとは何だろう?”という視点で一次元上から芸術を見るようなところ

芸術を哲学的に考える学問、だったそうですが…一般の人にはちょっと難しい視点かも(笑)

ですがその他にも哲学や世界史など、興味のある講義を幅広く取って、音楽と並行して学びも精力的に行っていたそうです。

そしてその様々な知識が、彼の楽曲づくりにも活かされているとのこと。

『夜警』という曲の歌詞に出て来る“アミグダラ”は偏桃体(脳内にある神経細胞の集まり)のことなんですよ。

大学の認知心理学の講義で知った言葉なんですが、普通に生きてたらそんなに出合わないですよね(笑)。

『タナトフォビア』はニーチェが提唱した“運命愛”という概念がテーマ。それも大学の哲学の授業で聞いて、なんとなく覚えていたんです

https://dot.asahi.com/articles/-/39584?page=4

学びに無駄なことなんてないんですね…!

キタニタツヤはボカロP出身!

大学合格後に、キタニさんはようやくパソコンを手に入れ、大学在学中にボーカロイド(楽曲制作ソフト)や機材を揃え、2014年5月にボカロP“こんにちは谷田さん”として活動をスタートします。

本当に、大学入学すぐにボカロPデビューしているんですね!

曲中や間奏に一瞬だけ見える文章を挟むことで、その楽曲の世界観を際立たせるスタイル。

そしてやっぱりロックキッズ出身のキタニさんらしく、正統派ロックサウンドです。

「ボカロ音楽+ロック」、いわゆる「ボカロック(VOCAROCK)」というジャンルに属する彼の音楽は、バンドサウンドなどが好きな層の人気を集めます。

講義中も音楽理論のサイトを見て、ずっと勉強してました(笑)。ボカロPの友達や先輩とノウハウを交換することも増えて。
リスナーのことを意識するようになったし、曲作りは劇的に向上しました。とにかく“音楽作るの、楽し過ぎる!”という感じでどっぷりハマってましたね

引用元:https://dot.asahi.com/articles/-/39584?page=2

2016年に配信された「芥の部屋は錆色に沈む」にて初の殿堂入りを果たします。

そして2022年に「悪魔の踊り方」でミリオンを達成。

こちらは2023年12月現在、200万回を超えています!

キタニタツヤのプロフィールと経歴まとめ

名前:キタニタツヤ
本名:木谷 竜也(キタニタツヤ)
生年月日:1996年2月28日 (27歳/2023年時点)
出身:東京都杉並区

名前は本名をそのままカタカナ読みにしたものなんですね!

キタニさんの幼少期からの学歴や経歴を簡単にご紹介します!

幼少期
・音楽好きの母親の影響で、幼少期からロックバンドに親しむ

小~中学時代
・区立の小学校、中学校に通う音楽好きのごく普通の野球少年だった
・中学3年生では野球部のキャプテンを務める
・サブカルに詳しい友達の影響で、漫画やYouTubeを楽しむように

高校時代(2011年~)
都立西高校(都内トップクラスの進学校)へ進学
・独学で曲作りやベースを始める
・1人でバンド「羊の群れは笑わない。」を結成し、木谷竜也名義でライブ活動を開始
・スリーピースバンド「humanic」を新たに結成し、ベースボーカルを担当

大学時代(2014年~)
東京大学文学部(思想文化学科・美学芸術学研究室)に入学
ボカロP“こんにちは谷田さん”として活動をスタート
・バンド「ヨルシカ」に、サポート・ベーシストとして参加
・大学3年のときに音楽プロダクションの門を叩き、“職業作家”(アーティストなどに楽曲提供する作曲家)としてのキャリアをスタート。

高校の頃から音楽活動も行いつつ、東大に合格したってこと!?
すごすぎる…!!

キタニタツヤ幼少期~高校の詳しい経歴

それでは彼の経歴を少し詳しくご紹介していきます。

幼少期

元々お母さんが音楽好きの方だったそうで、ASIAN KUNG-FU GENERATION、8otto、MO’SOME TONEBENDERなどの主にロックに親しんでいたそうです。

小~中学時代

キタニさん曰く、お受験もせず区立の小・中学校に通う音楽好きの、めっちゃ普通の野球少年だったそうです。

ですが、家庭に常に音楽がある環境だったようです。

親が年中スペシャを観てるような家だったので、自然と耳に入ってくるから、(音楽に興味を持つ)準備はできてたんです。”あとは勝手にハマれ、息子よ”みたいな(笑)。

振り返ると、インプットが多い環境だったと思います。ライヴにも連れてってもらったし。

引用元:https://skream.jp/interview/2018/09/tatsuya_kitani.php

小学生の時にお小遣いを貯めて初めて買ったアルバムがアジカンだったそうで「最初に聴いた時に”これがロックだ”と、衝撃を受けたとのこと。

ランドセルにはロックバンド『ELLEGARDEN』のステッカーを貼っていたそうです。

野球に関しては、お父さんが少年野球のコーチをされていて、その影響の様ですね。

「言葉遣いのしゃらくささに延々キレる」お父さんって…ちょっと面白いです(笑)

そして中学3年のときは、なんとキタニさんは野球部のキャプテンをやっていたそうです。

ですが、「すぐにサボりたがるダメなキャプテン」だったそうで(笑)、音楽やサブカル好きの親しい友人のウチでマンガを読んだり、YouTubeを見てる方が好きだったようです。

このころから、元々やっていた野球よりも音楽への興味が膨らんでいったのかもしれないですね。

高校時代

都立西高校に入学

都立西高校は、日比谷高校、国立高校と共に“都立御三家”と呼ばれる都内トップレベルの進学校です。

西高校を選んだ理由は?
家から自転車で通えること&校則のゆるさ

進学校でありながら、校則は確かにかなりのゆるさだったようです。

「親からは『公立に行ってほしい』と言われてたんですけど、私服で通学したり、髪を染めたくて。日比谷はきちんとしているイメージだったんですけど、西高校は校則がほとんどなくて、かなり自由なんですよ。僕、入学前の登校日に金髪にして行きましたけど(笑)、何も言われませんでしたから」

引用元:AERAdot.

本格的に音楽活動開始

そしてそんな自由な校風の中で、独学で楽曲を作りはじめます。

ベースも弾きはじめ、友人らと共にASIAN KUNG-FU GENERATIONのコピーバンドを結成。少しずつ音楽に傾倒するように。

その後、バンドでオリジナル楽曲を制作する際に、自分が作曲に向いていることに気づいたそうです。

途中からギター・ヴォーカルの子がオリジナル曲を作ってきたんですけど、それを聴いて、“いや、俺はもっといいのを作れるぜ”ってなんの根拠もなく思ってたんですよ(笑)。

それから自分の曲を作ったら、意外と良くできちゃって

引用元:https://skream.jp/interview/2018/09/tatsuya_kitani.php

「羊の群れは笑わない。」結成

2011年10月、1人でバンド「羊の群れは笑わない。」を結成し、木谷竜也名義でライブ活動を開始します。

当時は、録音したギターと打ち込みのドラムの音をバックで流しながら、自身はベースボーカルとしてステージに立つという独自のスタイルで活動していたそうです。

ちなみにこの「羊の群れは笑わない。」は、大学受験後の2014年春にギタリストとドラマーが加入し改めて東京を拠点にバンド活動をされていましたが、2018年に活動停止しています。

「humanic」結成

みつばち軽音楽部に参加したことをきっかけに2012年、スリーピースバンド「humanic」を新たに結成し、ベースボーカルを担当します。

humanicは2013年2月まで活動を行っています。

それから大学受験のため、2013年2月に双方のバンド活動を休止しました。

さいごに

キタニタツヤさんの学歴、経歴などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

キタニさんが「天才」と呼ばれる所以は勉学ができる、といったところだけでなく、音楽の分野でもマルチに活躍できるその多彩な才能によるところが大きいように感じます。

今後ますます躍進していくであろう、彼の活躍に今後も注目したいですね!

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