2024年3月8日、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公、まる子を演じている声優のTARAKOさんが63歳で急死したこと分かりました。
長年愛された、日本を代表する声優さんの一人の訃報に、悲しみの声が続出しています。
そして、TARAKOさんの代表作「ちびまる子ちゃん」の「まる子」役の後任はどうなるのか気になる方も多いと思います。
ここでは、今後の「まる子」役の後任がどうなるのか、候補は誰なのかを調査しまとめました。
「まる子」役の後任はどうなる?
『ちびまる子ちゃん』は1990年1月7日以来、34年間にわたって放送され続けている、まさに「国民的アニメ」作品。
「日曜の夕方といえば、まるちゃん!」というイメージが根付いている方も多いでしょう。
TARAKOさんは、そんな作品の主人公・まる子役として初回から声優を務められていました。
その「まる子」の声優の後任はどうなるのでしょうか?
まる子以外でTARAKOさんが声優を務められたキャラクターについてはこちらも
→2024年4月12日追記
まる子役の後任は「菊池こころ」さんに決定しました!
後任の菊池こころさんについて詳しくはこちら
「まる子」役の後任は未定
「ちびまる子ちゃん」公式サイトによると、
後任の声優、後任による放送開始時期については現在対応を検討しているところです
とうことです。また、その後任起用についての方針も
・TARAKOさんの声に似た人を探すか
・イメージを一新した声優を起用するか
そこからまだ検討している最中とのこと。
このまる子の声に関しては、原作者のさくらももこさんが「声も顔も自分にそっくり!」ということで起用されたというエピソードがあります。
さくらももこさんの分身である「まる子」に、息を吹き込むのはこの人しかいない!となったんですね。
そうしてすっかりTARAKOさんの声のイメージが浸透したキャラクターだけに、「似た声の人」にしても「イメージ一新」するにしても、難しい問題です。
また、TARAKOさんが出演する最後のエピソードは“「まる子、水の味がわかる?」の巻”
3月24日(日)の1時間放送のなかで放送されるそうです。
このエピソード以外は、3月10日(日)以降しばらくの間、過去作品の再放送になりとのこと。
「まる子」役の後任予想5人!
「まる子」役の後任については、早くもネット上で予想が立てられていました。
どんな方の名前が挙がっていたのでしょうか?
犬山イヌコ
犬山イヌコ(いぬやま・いぬこ)
1965年生まれ(58歳/2024年3月時点)
声優・ナレーター
代表作『ポケットモンスター』シリーズ:ニャース役
声がTARAKOさんに似ている!とたびたび言われている方で、今回の後任候補としてもよくお名前が挙がっている方でした。
▼『ポケットモンスター』の犬山イヌコさんの声
水田わさび
水田わさび(みずた・わさび)
1974年生まれ(49歳/2024年3月時点)
声優・舞台女優
代表作:『ドラえもん』ドラえもん役
水田わさびさんは、初代の大山のぶ代さんから引き継いで、2代目の「ドラえもん」役をされていることで有名ですね。
声質が似ている、という理由はもちろん、「まる子」という大役を務められるのは、この人ぐらいでは…という意見の方も多いようです。
▼『ドラえもん』の水田わさびさんの声
『ドラえもんのうた 40th』
— cfandora (@Cfanemon) April 5, 2019
作詞 楠部 工
補作詞 ばばすすむ
作曲 菊池俊輔
編曲 常田真太郎
(スキマスイッチ)
うた 水田わさび(ドラえもん)
大原めぐみ(のび太)
かかずゆみ(しずか)
木村昴(ジャイアン)
関智一(スネ夫) pic.twitter.com/XxHD8oPhDY
悠木碧
悠木碧(ゆうき・あおい)
1992年生まれ(31歳/2024年3月時点)
声優・女優・歌手・タレント
代表作『魔法少女まどか☆マギカ』:鹿目まどか
『薬屋のひとりごと』:猫猫
悠木さんは候補としてお名前が挙がる方の中では、若い方ですが、4歳で芸能界入り、小学5年生で声優デビューと、長いキャリアと多くの出演作品をもつベテランです。
声質自体が似ているから、というよりは、その演技力の高さから「彼女ならやってくれる!」という期待値の高い声優さんです。
▼『薬屋のひとりごと』の悠木碧さんの声
橘田 いずみ
橘田 いずみ(きった いずみ)
1984年生まれ(39歳/2024年3月時点)
声優・餃子評論家
代表作『カードファイト!! ヴァンガード』:戸倉ミサキ
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』黒木智子役
代表作である『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の主人公、黒木智子の役を担当されていた時の声が、「まる子の声に似ている!」と、そのまま後任のイメージをされる方が多いようでした。
また、橘田さんご本人の地声もこのキャラクターに近い低めの声だそうで、演技によって更にTARAKOさんの声に近づける事も可能かもしれません。
▼『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の橘田いずみさんの声
大田 こぞう
大田 こぞう(おおた こぞう)
1970年生まれ(54歳/2024年3月時点)
ナレーター・ラジオパーソナリティー
代表番組【ラジオ】Love FM「月下虫音 (げっかちゅうね)」
【テレビ】FBS「地元検証バラエティ 福岡くん。」
九州の福岡市を拠点にラジオパーソナリティ、ナレーターとして活動されている大田さん。
以前にも雑誌の記者から「ちびまる子ちゃんのような声」と評されてもいたほど、声がかなり近く、現在地元福岡での仕事が多い上、本業は声優ではないものの、この方を推す声もかなり見られました。
彼女がナレーターを務めた番組を見て、TARAKOさんの声と勘違いする方も続出されていたのだとか。
▼大田こぞうさんのナレーションボイスのサンプルはこちら
後任は必要ない
そして、もっとも多いのは「後任は任命しなくてよい」という声でした。
「まる子」と言えば「TARAKO」さんというイメージが定着している上、原作者のさくらももこさんも既にいらっしゃらないという状況。
もはや後任は決めず、再放送のみ、もしくは番組を終了させるのによいタイミングではと言う声が圧倒的に多いようでした。
さいごに
ちびまる子ちゃん役のTARAKOさんの後任予想をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
これからも続けてほしいと言う意味でも、後任の声優さんは決まってほしい気持ちもありますが、TARAKOさんのままで…と思ってしまうのも分かります。
今後の公式発表が気になりますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。