女優・山本陽子(やまもと・ようこ)さんが、2024年2月20日に死去したことが、21日に判明しました。
享年81歳でした。
品格と妖艶さを兼ね備えた美貌で、長年ご活躍された昭和の大女優の突然の訃報に、驚きの声が広がっています。
一体その死因は何だったのでしょうか?また、生前その兆候などはあったのか、どのような生活をされていたのかも調べてみました。
山本陽子さんの若い頃の美しい画像はこちら

山本陽子の死因は?

2月20日に静岡・熱海市内の病院で死去したことが21日、判明。
死因は病気という事ですが、詳しい病名は不明です。
※追記:急性心不全であることが判明しました。
ただ、関係者の話では急死だったという話も出ています。
↓追記:山本陽子さんの甥で、山本さんが所属した事務所「株式会社三陽企画」の社長である日塔謙太郎さんが公式に発表されました。
「突然ではございますが、令和6年 2月20日、弊社所属女優、山本陽子が急逝しましたことをお知らせ申し上げます」と報告。
「亡くなる数時間前まで一緒におり、いつもと変わらぬ様子で帰宅の途へついたので、所属事務所代表であり、家族でもある私自身いまだに信じられません
引用:Yahooニュース
山本さんは直前にも、2月2日に放送されたトーク番組「徹子の部屋」に出演され、同じ日活のスターである高橋英樹さんと共演。
変わらず美しく、お元気な姿で当時の思い出などを語り合っておられました。

お痩せになっている訳でもなければ、顔色もよく、この時すでに何か病気を患っている様には見えませんね。
またその際に、このようにお話しされていたそうです。
MCの黒柳徹子から80代についての思いを聞かれた山本さんは「とにかく健康でいられたら」とつつ「健康である限り、いろいろな役に挑戦したい」と女優業にも意欲を見せていた。
引用:スポニチ
「健康である限り」と語られるということは、ご自身でもこの時点で健康に問題を感じてはいなかったのではないでしょうか。
そう考えると、「病気」という事ではありますが、長患いの末、と言うよりは、本当にご本人も予期していなかった突然死の可能性が高そうですね。
東京都監察医務院によると、突然死の原因で最も多いのは急性心臓死(心臓性突然死)だそうです。
あくまでも推測ですが、心臓系の疾患が原因の急死、という可能性は考えられるかもしれません。
→追記:実際、死因は急性心不全だったと分かりました。
山本陽子の生前の生活は?
山本さんは生涯独身を貫かれていますが、70歳を機に、おひとりで東京から静岡・熱海に移住されています。
熱海ではどのような生活を送っていたのでしょうか?生前、突然死の兆候などはあったのでしょうか?
活発に充実した「おひとり様」を楽しむ

山本さんが当時78歳の時、老年医学の専門家の方との対談で、このようにお話されていました。
とにかく私は一日中動いています。立ったり座ったり、1秒たりともぼーっとしていられなくて。毎日掃除機をかけて、窓を磨いて、ベランダの落ち葉を掃いたり、マンションの植え込みの枯れ葉も片付けたりしちゃいます。
引用:https://www.asahi.com/relife/article/13230007
この他にも、長年の友人と定期的に旅行に行ったり、同じマンションの方とおしゃべりに集まったり…と、お友達付き合いも実に活発だったそうで、これには専門家の方も驚き、「すばらしい」と称賛されていたほど。
「健康オタク」を極めた生活

また、当時79歳でのインタビューでも、「健康オタク」であることを語っていました。
ここのところ風邪も引きませんし、引いても数日で治るし、寝込むことはありません。調子が悪くなったことはあっても、入院や手術は一度もなく、更年期もまったくなかったです。
引用:https://be-story.jp/people/12227/
そんな山本さんが心がけて、実践していたことはこちら。
・毎日のウォーキング
多いときは1万歩、少なくても7千歩を毎日続ける
・日常を大切に丁寧に
掃除や洗濯、器やお茶も工夫して楽しむ
・高麗人参
30年以上、45分間煎じたエキスを毎日飲む
・毎日自炊
野菜や海藻を中心に、一日2回の食事

す、すごい…!
健康そのものの生活です!
これだけ健康に気を遣われて、丁寧に充実した暮らしをされていた山本さん。
今回は急死だったという事で、詳しい死因はまだ分かりませんが、多くの人が理想とする「ピンピンコロリ」といった、潔い亡くなり方だったのかもしれないですね。
→追記:死因は急性心不全だったと分かりました。
さいごに
女優・山本陽子さんの死因と、その生前の生活についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
昭和を代表する素晴らしい女優さんが亡くなられ、悲しむ方も多いでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。