2024年5月7日「Pasco」ブランドの敷島製パンは、食パン『超熟』シリーズの一部に異物混入があったということで、自主回収を発表しました。
『超熟』といえば、添加物も少なく、離乳食でもよくおススメされているパンですが…
そんな超熟に混入した「異物」がさらに「小動物の一部」という事で、一体何の動物なのか、どういった経緯で混入したのか、気になる点を調査してみました
【超熟】食パンに異物混入⁉
スーパーでも見かけるお馴染みの食パン『超熟』シリーズを製造している敷島製パン。
2024年5月8日、公式から次のような発表がありました。
この度、敷島製パン株式会社パスコ東京多摩工場で生産した「超熟山型5枚スライス」に、異物(小動物らしきものの一部)が混入したことが判明いたしました。
異物が混入した商品につきましては回収を完了しておりますが、念のため、同じラインにて生産した下記商品を回収するとともに、原因究明と対策強化のため、当面の間、当該ラインを休止します。
引用:https://www.pasconet.co.jp/release/2169/
こちらの公式発表によると、今のところ分かっていることは少なく
・生産工場→東京多摩工場
・対象商品→「超熟山型5枚スライス」
・混入異物→小動物らしきものの一部
・原因 →不明:究明中
異物混入が確認された商品は既に回収済で、「念のため」同ラインで生産した商品を回収する、という動きの様です。
「小動物らしきものの一部」って…何⁉
怖すぎる…!
ちなみに、回収の対象商品やエリアはこちら。
超熟山型5枚スライス(JANコード 4901820162922)
超熟山型6枚スライス(JANコード 4901820357380)
消費期限 :2024.5.7から2024.5.11
製造所固有記号/管理記号 :+P1/A●●(3桁の英数字がAから始まるもの)
茨城県・群馬県・埼玉県・山梨県・新潟県・神奈川県・静岡県・千葉県・東京都・栃木県・福島県・青森県・岩手県・宮城県・山形県
心当たりのある方は、公式HPでも回収方法の案内などがあるので、ぜひ確認してみてくださいね。
【超熟】食パンに混入した小動物は何⁉
超熟食パンに混入していたものは「小動物らしきものの一部」とのこと。
食品の生産工場での異物混入と言えば、毛髪や虫などはまだ聞いたことがあるかと思いますが
「小動物」というのはあまり聞かない気が…一体どんな動物だったのでしょうか?
「小動物」とは?
「小動物」とは、一般的に成体になっても小さい動物の総称ということで、その定義は実は広いのです。
一般的には、ハムスター、ウサギ、小鳥、爬虫類などを指します。成体でも猫の大きさよりも小さい飼育動物を指すことが多いようですが、明確な定義は特にありません。
引用:https://animalroom.jp/dictionary/
鳥類や爬虫類も「小動物」と言われることもあるのですね!意外!
混入したのはやっぱり…アノ動物?
今回混入したのは、現時点ではもちろん、何の動物だったのか明らかにされていませんが
もっとも多く上がっていた予想は「ネズミ」でした。
ネズミは雑食でなんでも食べるうえ、どこにでも入り込み、対策も難しいと言います。
たしかに、ネズミのイメージは強いかも…
パンの中に練りこまれていたのは…!
その後、同社からの発表で、混入されていた小動物は「ネズミ」らしいという事が分かりました。
発覚した経緯としては、購入した人からの問い合わせだったそうで…
5日午前に関東圏の購入者からメールで「パンの中に異物がある。小動物ではないか」などといった報告があった。異物はパンの中に練り込まれた状態だったという。
また、7日午前にも別の購入者から同様のメールが届いたという。いずれの購入者も食パンを食べる前に混入に気付いたという。
引用:毎日新聞
「いずれの購入者も食パンを食べる前に混入に気づいた」という事ですが、
つまり、まあまあそれらしい形が残っていたということで…
実際にこのパンにあたった人は、トラウマになるのでは…
余談ですが、調べてみると、かなり前ではありますが、2007年のイギリスでも同様のことが起こりニュースになっていました。
そちらはスーパーで購入したパンの袋を開けると、「ネズミの死骸が丸ごと一匹」パンに埋め込まれた状態で、相当なショックを受けたそうです…。
そんなこともあるんですね。
さいごに
超熟食パンへの異物混入について、「ネズミ」ではという予想が多いようでたが、実際にあたっていましたね。
この後は原因をしっかり究明、対策強化を行い、一層安心して美味しいパンが提供されるよう祈るばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。