【海のはじまり】第3話|ネタバレあらすじ&感想!やっと泣けた海ちゃんの想い

2024年夏ドラマの話題作『海のはじまり』

第2話放送では、夏が「生きててくれてホッとした」という海の現在と、弥生の過去との残酷な対比に、胸をえぐられる人が続出でした。

ここでは7月15日(月)放送の第3話の、ネタバレ含むあらすじや感想をご紹介します。

『海のはじまり』第3話|ネタバレあらすじ

南雲家を訪問した夏(目黒蓮)は、そこで海(泉谷星奈)と再会する。

大喜びの海は、はしゃぎ疲れて眠ってしまい、起きたときに夏がいてくれたら喜ぶからと、朱音(大竹しのぶ)は夏に夕食まで食べていくよう勧める。

その準備を手伝う夏に、朱音は水季が不妊治療の末にやっとできた子供だったことや、

水季が出産の事を夏に告げなかったのは「夏の選択肢を奪いたくないから」という理由だったことを明かす。

朱音の夏への態度は、徐々に軟化してきた様ですね…

一方、夏の実家である月岡家

夏は家族全員に話があると電話をし、その報告を受けた母・ゆき子(西田尚美)は、夫の和哉(林泰文)と次男の大和(木戸大聖)と共に、もしや弥生との結婚報告かと盛り上がっていた

出典:公式HP

後日、海の誕生日の日。

夏は、弥生(有村架純)も連れて南雲家を訪れるが、朱音は複雑そうな様子

更に、海の希望でかつて水季の職場だった図書館に向かった3人は、そこで津野(池松壮亮)と会う

夏と弥生それぞれ、図書館では津野に、海を連れて帰った南雲家では朱音に、まだまだ水季の死に乱れた感情のまま、厳しい言葉をかけられてしまうー。

出典:X

また後日、朱音に送ってもらい、夏の家に遊びに来た海。

弥生も一緒に宿題を見ている中、いつも元気に振舞う海に思うところがあった夏は、海に話かける。

なんで元気なふりするの?」と、泣いたり悲しみを吐き出したりした方がいい、と言われた海はようやく夏の胸の中で泣くことができたのだった。

そしてまた別の日、海を誘って、今度は2人で海岸を歩く夏。

そこで夏は以前海に問われた「夏くんのパパはいつ始まるの?」の問いの真意を尋ねる。

すると海は夏に、「パパはやらなくていい、けどいなくならないで欲しい」と訴える。

夏は面喰らいながらも、これからも海と一緒にいることを約束した。

『海のはじまり』のキャスト相関図についてはこちら

『海のはじまり』第3話|感想

第3話で特に印象に残ったシーンや感想をご紹介します。

朱音の複雑な思い

朱音って、夏や弥生に対して嫌味まじりに耳が痛いことをぶつけてくる人物ではありましたが、同じ母親としては気持ちが分かってしまう部分も多かったです。

出産から今までの、大変なことなーんにも知らない「父親」が現れ、海に認知された途端、すごく好かれてるし、大切な一人娘の忘れ形見をかっさらっていきかねない状況。

いや、海の今後を考えたら、実の父である夏が海を引き取るという選択肢は歓迎すべきとは当然思いつつ…

気持ち的にはそんな簡単な話ではないんですよね

弥生に対してもしかり、どうしても「本来なら水季がいたはずのポジションに収まろうとしてる」様に見えてしまう。

それでも、弥生の過去を知っている視聴者からしたら

「あなた、子供産んだことないでしょ?」はきつかったですね~~

津野の気持ち

図書館で、夏を責めるような発言をする津野。

「無責任とか言われませんか?」「すぐ謝らないで下さい、気分悪いので」などなど…

なかなか厳しい津野さん。

しかし、水季と付き合っていた訳ではないと言っていましたが、彼の表情や言動を見るに…

多分、水季の事を好きだったんでしょうね…

だからできる限り海の世話をみたり、シフトの調整もしたりとこの親子に貢献したし、

何も知らなかった実の父親よりよっぽど自分の方が知っているのに、という思いもあるでしょう。

でもそのあと、まだ気持ちの整理がつかなくて、感じ悪くて…と素直に夏に謝罪する津野さんは絶対いい人だし、

ただただ親しい人の死に、同じく戸惑っている渦中の人なんですよね…。

夏の変化

夏くんは相変わらず子供と一緒にいる、という事自体に慣れていなくて、まだまだ戸惑いが強い感じですが…

今回大きな変化がありましたね。

これまで面倒なことは避けて、どちらかというと当たり障りなく生きてきた夏ですが、

母親を亡くした子にカラ元気を指摘する、なんて、本来なら絶対にやらなそうなこと。

それだけ海の普段の様子を見て、気にかけて、よく考えているという事だと感じました。

私は既に、夏くんのパパは始まり出しているように思えます

あと、ラストでは、前回は「触らないで」と取り上げていたカメラを、海ちゃんに持たせているシーンもありましたね。

弥生の疎外感

弥生さん、引き続きどんどん気の毒になる人だよ…

夏と海とのお出かけで、3人で手をつないで「外野から写真撮ってほしいやつ」と、外から見たときの幸せな自分の姿を想像していた弥生。

その後、夏と海の仲が深まっていくにつれてどんどん感じる「外野感」

そんな理想と現実のギャップのような対比に、なんとも苦しくなりました…

それに、誰も弥生に中絶の過去がある事を知らない訳ですが、弥生の友人しかり、夏や朱音しかり、みんんな無意識に弥生さんを責めるようなことを言っちゃうんですよ。

弥生さんは誰に悲しみを吐き出したらいいの?

海の願い

これまで、大好きなママが亡くなったと言うのに、一貫して元気に振舞っていた海ちゃん。

その姿に違和感を覚えた人は多かったでしょう。

今回はきちんと泣くことができ、更にそのトリガーが夏であった事にも、なぜだかホッとしました。

悲しみは思い切り悲しまないと…!

またさいごに「夏くんはパパやらなくていいよ」と意外なことを言っていましたね。

でも海ちゃんからしたら、生まれたときから「パパ」という人はいなかった訳で、特別パパという存在にこだわりはないのかもしれないですね。

それよりも、ママが大好きだった人と一緒にいることが重要なようで…

「いなくならないで」という、よりシンプルな願いにグッと来てしまいました。

ママである水季が「いなくなって」しまっただけに、余計に重みのある言葉です。

まとめ

月9ドラマ『海のはじまり』第3話のネタバレあらすじ、感想についてご紹介しました。

これから、登場人物の心情はどのように変化していくのでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

『海のはじまり』主題歌の『新しい恋人たちに』の歌詞の意味についてはこちら

海役の泉谷星奈さんのプロフィールや出演作品についてはこちら

海のシーンで夏が持っていたカメラについてはこちら

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