【セクシー田中さん】高橋メアリージュンの役作りは改変だった?批判の経緯とその真相とは

2023年秋クールで大人気だったドラマ『セクシー田中さん』

その原作者であり漫画家の芦原妃名子さんが2024年1月29日夕方、栃木県内で亡くなられたことを受け、演者の一人であった高橋メアリージュンさんが自身のSNSで追悼の意を投稿しました。

しかし、これに対しても「キャラクターの改変に加担したのに、今更」といった、批判のコメントが散見されたのです。

それはどういうことなのか、実際はどうだったのかを調べてみました。

高橋メアリージュンさんの追悼コメントについてはこちらもどうぞ

【セクシー田中さん】高橋メアリージュンの役作り

ドラマ『セクシー田中さん』で、主人公の田中さんらを指導する、ベリーダンスの講師・Miki先生を演じられていた高橋さん。

いつもポジティブで明るく、まさしく「褒めて伸ばす!」といったタイプで、「理想の先生」「かなり好き!」と評判の高い役どころでした。

後日、雑誌のインタビューでこの時の役作りについて、このようなお話をされていました。

実はもともとの台本に描かれたMiki先生は、もっとサバサバして厳しい印象がありました。

ただ、ちょうど私自身が女性性について勉強している時期でもあり、作品のテーマ的にも絶対にハッピーで愛があって自己肯定感を上げられるポジティブな女性がいいんじゃないかなと思ったんですね。

そこで監督と「Izumi先生のキャラクターを取り入れてみては?」と話し、現場でセリフの言い方を変えるなどのアレンジをしました。

引用:FRAU

台本にあった役のキャラクター(性格)をガラッと変える形になったようですね。

ちなみに、役の参考にされたという“Izumi先生”は、このドラマでダンスの監修をされていた、実際のダンス講師の方だそうです。

更に、役の見た目についても言及されています。

私自身もある程度ボリューミーなほうが先生っぽさが出るのでは?」という思いから、体重を3キロほど増やして臨みました

実際ベリーダンサーにはふくよかな人が多いですし、それが美しいとされているので、そこを目指したつもりなのですがどうだったでしょうか?

引用:FRAU

ちょうど女性性について勉強もしていた時期だったという高橋さん。

実は原作ではそこまで頻繁に登場するキャラクターではなかったのもあり、自分なりの解釈も交え、メッセージ性も持たせる役作りをされていたようですね。

役作りで高橋メアリージュンさんの体形がふっくらした時の記事はこちらもご覧ください

【セクシー田中さん】高橋メアリージュンの役作りへの批判と真相

この時の役作りへの批判とはどんなもので、実際はどういう事だったのでしょうか?

高橋メアリージュンさんの役作りへの批判

高橋さんのこの役作りの裏側を受けて、一部「原作からの改変だ!」といった批判のコメントが出てきました。

更に、「芦原妃名子さんの意見反映されず?」といった内容で、こんな記事まで。

「ドラマに出演するにあたり、高橋が自分なりにキャラクターについて勉強し、実際に演技に活かしていたことがよくわかる話でしたが、こんなところにも原作者である漫画家・芦原妃名子さんの意見が反映されていなかったことが判明してしまいましたね

亡くなった芦原さんは自身のブログで『ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりましたので、「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフをそのまま脚本に落としていただきたい」』と、訴えていました。

この言葉がきちんと現場に届いていたら、高橋の役作りもまた違ったものになっていたかもしれません」(芸能ライター)

引用:https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12311-2766586/

高橋さんの「アレンジ」を「改変」と捉えられての批判の様です。

では、実際はどうだったのでしょうか…

高橋メアリージュンさんの役作りの真相

これらの批判を受けて、その意見の反論が多く見られました。

高橋さんが「アレンジした」とおっしゃっていたのは「台本」のMiki先生でしたね。

もともとの台本に描かれたMiki先生は、もっとサバサバして厳しい印象

私自身も、原作を読んだことがありますが、
これを見て「そんな厳しい先生いたっけ?」
疑問に思いました。。

そう、原作のMiki先生は、むしろ高橋さんが「アレンジした」と言うキャラクターに限りなく近いのです。

高橋さんの公式HPでのコメントでも、「原作を一気に読んで、田中さんのファンになった」という事もおっしゃっていましたが、実際しっかり原作を読み込んで、自身に落とし込んでいたのでしょう

これは憶測ですが、「ダンス監修の先生のキャラクターを取り入れては?」と、監督に相談されていたというのは、「キャラクターを、原作寄りにもどしましょう」と言うよりも角が立たない為だったのかもしれないですね。

さいごに

ドラマ『セクシー田中さん』での、高橋メアリージュンさんの役作りについて、批判の経緯とその真相についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

改変だったのかという声もありましたが、実際にはむしろ原作のキャラクターに寄せた役作りをされていたことが分かりましたね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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