2023年9月27日より、フジテレビ系の“新水10ドラマ枠”にて放送スタートした、ドラマ「パリピ孔明」!
ここでは11月15日放送の第8話のあらすじと、実際に視聴してみての感想、またSNSでの声をまとめます。
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【パリピ孔明】ドラマ第8話|ネタバレあらすじ
第8話のあらすじを時系列でご紹介していきます。
内容はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
曲作りに苦戦する英子
ようやく体調が回復し、退院することになった英子(上白石萌歌)。
だがサマーソニア出場のためには、新曲がもう1曲必要とのことで、英子はBBラウンジでのアルバイトを休んで新曲作りに専念する。
曲作りに苦戦していた英子に、孔明(向井理)は「久しぶりに多摩川にあざらしのたまちゃんが現れたそうですよ」と伝える。
緊急来日したマリア・ディーゼル
孔明は英子の代わりに忙しなく働き、小林オーナー(森山未來)はそんな孔明を心配していた。
そんな折、世界的シンガーのマリア・ディーゼル(アヴちゃん)がBBラウンジを訪ねてくる。なんと小林はマリアと古くからの友人だったのだ。再会を祝して3人で酒を飲み、酔ったマリアは小林に「あの頃みたいにギター弾いてよ」とリクエストする。
その頃、前園ケイジ(関口メンディー)はマリアに約束を破られ、高級寿司店でイラついていた。マリアがBBラウンジにいると聞いたケイジは鬼の形相に。
小林オーナーの過去
珍しく酔った小林は、孔明に昔話を語って聞かせる。
むかし小林は、前オーナーの吉永(谷中敦)の元、BBラウンジで働きながらギタリストをしていた。
サポートバンドを転々としていた小林。デビュー前のマリアと運命的な出会いをきっかけに、マリアとバンドを組むことになる。
バンドは色んなライブに出ては有名になっていき、ついに大型音楽フェス「サマーソニア」の出場をかけてオーディションを受けることになった。
どうしてもマリアの歌を広めたかった小林は、サマーソニアの主催者に顔が利くという音楽プロデューサーに500万もの賄賂を渡したが、それは詐欺だったのだ。
500万は持ち逃げされ、更にサマーソニアの主催者にもその事がバレてオーディションも取り消しに。
その事をきっかけにバンドは解散し、小林はギターをやめることになった。
英子と赤兎馬カンフー
一方、多摩川にやってきた英子は、ラッパーの赤兎馬カンフー(ELLY)と再会。
ゴミ拾いを手伝うことになった英子は、赤兎馬に悩みを打ち明ける。
ミュージシャンだった父はアメリカに渡り音信不通、それに怒った母親は歌手になりたい英子の夢も猛反対。反発した英子は家出をしたと言う。
今まで悪さをしてきたことを謝罪したいとき、既に父親が亡くなっていたという赤兎馬から一言。
「いつまでも穴掘ってんじゃねえぞ」
それを聞いて何かを思い出した英子は急いである場所に向かう。
小林オーナーが音楽をやめてから、現在までの経緯
ギターから離れた後は、賄賂のために闇金で借りた500万を返せず、チンピラになって危険な事をやらされていた小林。
ついに路地で刺されて死ぬかと思ったその時、大画面からマリアの「I’m still alive today」が流れ、それを聞いた小林は命からがらBBラウンジに転がり込む。
そこで前オーナー吉永に手当をしてもらい一命をとりとめ、更に療養中、三国志好きだった吉永の勧めで三国志の漫画を読むことに。
その後、再びBBラウンジで働き出す小林だったが、まもなく吉永は亡くなってしまい、後を継いで小林がオーナーとなることになったのだ。
故郷に行く英子
英子は新曲づくりに向け、自分のルーツを探るために故郷の京都に向かう。
そこで出身の保育園を訪れ、当時埋めたというタイムカプセルを探し出しすと古いカセットテープが出てきた。
東京に戻ってそのテープを聞くと、ずっと音楽を憎んでいると思っていた母親が、英子の歌手になるという夢を「応援する」と言っている音声が。
英子は自分の中に湧き出てきた思いを、曲として吐き出す。
英子の新曲が完成
一方小林オーナーは、孔明が探し出した古いギターを見つけて再び手にする。
その場面を英子に見られたのをきっかけに、一緒に新曲の演奏をすることに。
そして英子は、「音楽で食べられるようになったら、お母さんに会いに行く」と決意するのだった。
【パリピ孔明】ドラマ第8話|ハイライト&感想
実際に視聴して印象的だったシーンと、その感想をまとめてご紹介します!
内容はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
マリア・ディーゼル(アヴちゃん)の存在感半端ない!
まずその圧倒的な歌唱力!
音域の高低差エグいて…!
初めて聞いた瞬間、「この歌声を世に広めなければ」と思った小林オーナーの気持ちがよく分かる&それだけの説得力のある歌でしたね!
それゆえに、死にかけた小林オーナー、また自殺未遂をした英子の命を救った力がある、というエピソードにも納得感がありました。
しかし、この方の出演時間が思ったより短くて、もっと見たかったな~という思いも拭えませんでしたが…
今後も出てきてくれるのでしょうか?そして楽曲も是非フルで聞きたいですね…!
謎多きアヴちゃんについてはこちら
小林オーナーの過去が思ったよりハード
まず言いたい、小林オーナーのキャスティング、森山未來で大成功でしょ!
今回の過去編は特に、彼の表現力・演技力が、このコメディタッチな作品の中で、ある種違和感を覚えるほどの深みを生み出している…!と感じました。
ここだけ映画を見てるようでした…!
しかし、闇金に手を出した理由も、どうしてもマリアに日の目を見せたいという気持ちは分かりますが、ちょっと突っ走りすぎちゃった感は否めないですよね…
これはアカンて、小林さん…
そしてチンピラになって危ない橋渡ってたってのも、アレ本当に一歩間違っていたら本当に死んでましたよね…
本当に奇跡的に命拾いをし、その先に三国志にハマるきっかけもあったわけです。前オーナーは文字通り恩人でした。
そんな波乱万丈な出来事を経て、今の三国志好きで、ちょっと世話焼きなオーナーが出来上がったのですね。
英子のお父さん、気になる
気になりませんでしたか…!?
回想シーンではお顔も出てきませんでしたが、まさかのミュージシャンで更にアメリカに渡って勝負できるほどの実力者だなんて…
これは今後、ドラマに出てくることはあるのでしょうか…?
そしてその場合の役者さんも誰が務めるのか、既に気になっています!
英子の新曲と、小林オーナーの回想とのオーバーラップ
『DREAMER』に続く新曲『Time Capsule(タイムカプセル)』も良かったですね!!
自分のルーツ、家族について深掘る内に見えてきた景色、心の内に湧き出た想いがばーーっと歌となって出てきたシーンは感動でした。
それに、更に小林オーナーの回想シーンが重なって…。
エモいを作るのがうまいんよ!ドラマの制作陣!
そして今回の曲の歌詞は、これまでの経験、人との縁といったものが全て繋がって今になる、未来になる、という内容で、
これは英子自身のことであり、同時に過去に色々なものを背負った小林オーナーにも深く刺さる内容でしたね。
今まで音楽を自ら作り出す側になることを拒んでいた小林オーナーが今回、英子の曲の編曲や演奏に入ったのはきっと、前オーナーのこんな声が聞こえたからなのでしょう。
「若いやつ育ててみるのも、悪くねえぞ。」
【パリピ孔明】ドラマ第8話|SNSでの声
SNSではどのような声が上がっていたのか、まとめました。
犬王コンビに胸熱!!
小林オーナー役の森山未來さんと、マリア・ディーゼル役のアヴちゃんは、アニメーション映画「犬王」の声優として共演していました。
アヴちゃん演じる、実在した能楽師をモデルにした「犬王」と、森山さん演じる琵琶法師の少年「友魚(ともな)」。
2人は固い絆と友情で結ばれ、互いの才能を開花させ、ヒット曲を連発。観客を魅了していく、というお話。
う~ん、今回の2人の役どころと重ねて見てしまう気持ちも分かります…。
今回もゲストが豪華すぎる!
毎回、思いもよらない意外な豪華ゲストが出る本作品!今回も驚きの声が多く上がっていました!
今回は、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんがBBラウンジの前オーナー役、シンガー・ソングライターの安藤裕子さんが英子の母親役、女優の田畑智子さんが保育士役で出演されました。
赤兎馬カンフーの可愛さに気づき出す
赤兎馬カンフーの印象といえば、強面でいかついチンピラの様なラッパー…でしたが、そんな彼が誰もみていないところで定期的にゴミ拾いという善行を積み、なんだかんだ英子の助けになってくれ、極めつけは「た~まちゃ~ん!!」(笑)
そのギャップが、もはや可愛くてやられてしまった人多数でした。
なんせ神回
今回は、マリア・ディーゼルの再登場や、小林オーナーの過去編や、英子の新曲やら…演出もすごくてとにかく「神回!!」と評判の回となりました。
さいごに
ドラマ『パリピ孔明』第8話のあらすじや感想、SNSでの声をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は、1話のみの登場だったのにも関わらず、存在感を示していたマリア・ディーゼル(アヴちゃん)の登場や、気になる小林オーナーの過去が明らかになり…。
英子も色々悩みつつ、なんとか新曲が誕生。厚みのある、見ごたえのある回でしたね。
次回はいよいよ、気になる人物・前園ケイジも孔明達の前に出てくるようで、ますます目が離せません!