10月12日から、フジテレビ系の木曜よる10時枠にて『いちばんすきな花』の放送がスタートです!
昨年、社会現象にもなったドラマ『silent』の制作チームが手掛け、かつクアトロ主演の作品とのことで、大きな話題になっていますね。
第1話では早速「男女の間に友情は成立するのか?」というこのドラマのテーマについて、ネット上でも多くの意見が交わされおり、ストーリー展開と合わせて興味深い所でした。
ここでは10月19日放送の第2話のあらすじや、実際に視聴してみての感想、またSNSでの声をまとめます。
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【いちばんすきな花】第2話|ネタバレあらすじ
第2話のあらすじを時系列でご紹介していきます。
内容はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
同窓会に参加したゆくえ
小学校の同窓会に参加した潮ゆくえ(うしお・うくえ)。そこで、当時仲の良かった友人の結婚式に、自分だけ招待されなかったことを知ってしまう。
その後、実家に帰省したが、母のみきこから、「同窓会ではどうせ愛想笑いをしていただけだろう」「人間に一番必要なのは“社交性や愛嬌・気配り”だ」と言われる。
ゆくえはどうも納得がいかない。
バイト仲間の陰口を聞いてしまう紅葉
コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(さとう・もみじ)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれる、と陰口を話しているのを聞いてしまう。
だが、それに対して何も言わない紅葉。
帰省する椿
実家の花屋に帰った、春木椿(はるき・つばき)。
母の鈴子と弟の楓が出迎え、新居での生活を尋ねる鈴子に、椿は結婚はなくなったことを話すのだった。
友人の結婚式に参列する夜々、その後…
友人の結婚式に参加した深雪夜々(みゆき・よよ)。
その帰り道、他の友人たちから、新婦の両親への手紙に目をうるませていた夜々に対し、感動している演技が上手いと言われる。夜々は、またそんな友だちに、話を合わせてしまう。
夜々がアパートに帰ると、職場の同僚である相良大貴がいた。前回食事の後、家に誘ったのは断られたが、恋人ではなく「友達からで良い」と言うのだ。
しかし夜々は、なぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げ、その場から逃げ出す。その先で入った公園には偶然にも紅葉がいて、とっさに夜々は紅葉を恋人だと嘘をつく。
相良は「この子、顔がいいだけだよ」と捨て台詞を吐いて去っていった。
再び集まった4人
公園で2人になった夜々と紅葉は、2人だと気まずいからと、前回家に行った際に拾った美容院のカードを「椿の忘れ物」だからと言い、それを届ける名目で再び椿の家に訪れる。
そこで一席だけ空いた席を見て、紅葉が電話でゆくえも呼び出し、前回何かやらかしたのだと思い込んだゆくえはありったけの帰省土産を持ち込んで謝罪のつもりで椿の家へ。
勘違いだったことが分かり、結局4人でそのまま茶菓子をつまみながら、思い思いに自分の経験や考えを話す。
自分のことを「都合のいい人」だという椿。「調子のいい人」と言われるという紅葉。「頭がいい人」しか狙えるところがないというゆくえ。そして帰り道「顔(だけ)がいい人」とこわごわ打ち明ける夜々。
みんな違うけれど、学生時代のトラウマ話など、共感できるところもあり、なんだかんだ心地よい空気感でまた「次の機会」をひっそり期待しながら、解散する4人。
その直後、椿の家のインターホンが再び鳴り出ると、そこにいたのは別れた婚約者・純恋(すみれ)だったー。
【いちばんすきな花】第2話|ハイライト&感想
実際に視聴して印象的だったシーンと、その感想をまとめてご紹介します!
内容はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
夜々の同僚、かなり頭にくる
前回振った職場の同僚が夜々の家の前で待っていた所から、既にトリハダ。
自宅の前で待たれている、っていうのは女子にはどれだけの恐怖か、しかも「友達からでいい」とか、上から目線でまだワンチャン狙っている感じが本当に気持ち悪くて無理でした。
あげく、偶然公園で遭遇した紅葉を恋人だと告げられると「顔がいいだけだよ」でもう怒り爆発…。その「顔がいいだけ」と思っている女をしつこく誘うお前は何なんだと…!
え、というか、こんな事あった後で、同じ職場で働けるものなんでしょうか…?
「大人ってズルい」
「子供の頃は勉強しろって言うのに、大人になると“勉強じゃないの、愛嬌よ”とか言う。」これは今自分が親という立場で聞くと、ちょっとドキッとしました。
勉強が全てだと子供に言った事も思ったこともないのですが、子供に自分の価値観を押し付け、さらにそれが年齢などによって都合の良いように変換されることが無いよう、肝に銘じなければと考えさせれました。
オクサマに神妙に手を合わせる3人
椿の家を訪れた際、玄関前に埋めた指輪に手を合わせる3人にクスリとさせられました(笑)絶対にオクサマは亡くなったと思われてる…
シリアスなところから、急に場に流れてくるコメディ感がクセになります。
4人の空気感が良い
初めは最高に居心地が悪そうにしてるのに、話している内に徐々に打ち解けていく感じ。新しい友人ができるときの空気感ですよね。
今まで誰にも本当の意味で共感されることがなかった、心の奥の方の感情を、決して大げさではなく、そっと受け入れてもらえるって嬉しいものです。
そういう部分は年齢や性別は関係ない、というのはなんだかよく分かります。今後どの様な展開になっていくのかまだ分かりませんが、個人的にはこの4人は恋愛ではなく「友情」で結びつく関係であって欲しい…と感じてしまいました。
紅葉の忘れ物の仕方が好き
最後に椿の家を出る際、紅葉が玄関に自分のハンカチを丁寧に置き「これ、忘れていきますね。忘れ物です。」「これを取りに、あの2人を誘ってまた来ます」
少し不器用で、気が利いた「また会いたいです」だなと感じました。
それに対して、前回、くれぐれも忘れ物をしないでくれと告げていた椿が、分かったと受け入れるところも、彼の心境や、彼らの関係性の変化をまざまざと感じ取れてとてもよかったです…!
オクサマー!
そして最後の最後に、椿が「本当に忘れ物?」と紅葉が引き返してきたのかと想像し、何ならちょっと嬉しそうに玄関を開けようとしたところに、まさかの元婚約者の純恋。
ちょっと言葉は悪いのですが「どの面下げて…」は、とっさに頭に浮かんだ感想です…。次週は一体どんな展開になっていくのでしょうか?
さいごに
『いちばんすきな花』第2話のあらすじと感想をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
前回、偶然集まったものの「もう会わない」はずだった、様々なトラウマを持つ彼ら4人がまた顔を合わせ、少しずつ価値観を共有していく様は、こそばゆくも何だか嬉しい気持ちになりました。
ストーリーの運びは割りと淡々としているように感じましたが、セリフや画面に引き込まれている内にあっという間に1時間…。
次回の展開も、少しハラハラしながら待つことにします。
第1話のあらすじ・感想はこちら