ゼロの因縁の相手、クロッキーコミュニケーションズの会見に乗り込み、情報漏洩の件を國見に問う、というハラハラな展開の『マルス-ゼロの革命-』
今回は2024年2月13日放送の第4話のあらすじ、ネタバレ内容をまとめます。
また、考察や視聴した感想なども合わせてご紹介していきますので、是非ご覧ください!
『マルス-ゼロの革命-』のあらすじやキャストについてはこちらをご覧ください
『マルス-ゼロの革命-』第4話|ネタバレあらすじ
ネタバレ込みのあらすじです。未視聴の方はご注意ください。
クロッキー社の会見にて
ゼロは、クロッキー社の個人情報流出疑惑の映像を突きつけるも、それを逆手にとって、今後のクロッキー社の安全性についてアピール。返り討ちに合う。
賢成のデート尾行
賢成が誰かとデートするらしいと知ったマルスメンバーは、そのデートを尾行することに。
新たな情報をつかむゼロ
クロッキー社の闇を暴く決意を新たに、何者かに協力を要請するゼロ。
そして、クロッキー社からの情報が、闇金サイトに悪用されている事実をつかむ。
妃奈の問題と闇バイト潜入
賢成のデート相手だった妃奈は、闇金サイトからの借金をかたに、売春の「闇バイト」を斡旋されていた。そこで賢成が闇バイトに潜入、ゼロ率いるマルスメンバーと共にその黒幕を突き止める。
告発動画の配信、そして…
闇バイトのアジトから得た情報を元に、クロッキー社の告発動画を配信。しかし、その証拠はフェイクだったと、國見は【マルス】を名誉棄損で訴えることを発表する。
少し前まで普通の高校生だった子たちが、
突然とんでもない案件に巻き込まれてるのですが…!
果たして無事に解決するのでしょうか?
『マルス-ゼロの革命-』第3話のネタバレあらすじのおさらいはこちら
前回:『マルス-ゼロの革命-』第4話|ネタバレ内容&考察・感想
もう少し詳しいネタバレ内容と、考察や感想をご紹介します。
クロッキー社の会見にて
前回の地面師の事件で入手した、ウォンという中国人らしい男の動画を國見に突きつけるゼロ。
今後、我々の企業に流れたクロッキーの情報が多岐にわたって使われ、この国は様々なパニックに見舞われるだろう
そうはっきり、男が話す映像が映っていた。
しかし、この情報源は社会的に信頼できるのかと問う國見に、黙るしかないゼロ。
結局この局面すら逆手にとって、業務提携後のクロッキー社の信用性をアピールするのに利用された形で終わってしまう。
賢成のデート尾行
クロッキー社の記者会見の場に乗り込むという、ゼロの無茶な行動を責めるマルスメンバー。
しかしここで、クロッキー社の情報漏洩の事実や、改めて旧【マルス】に起こったことをみんなに明かし、その恐ろしさに驚愕する一同。
そんな中香恋は、様子がおかしい賢成が誰かとデートの約束をしていたことに気づく。
それを知り、悔しがる球児と久高が率先してみんなで尾行することに。
2人は前日から、賢成くんの家の前で見張っていたそうです…
ヒマか!
待ち合わせにやってきた白川妃奈と、仲良く水族館デートを楽しむ賢成だったが、どこかよそよそしい様子。
どうやら2人はオンラインゲームで知り合い、実際に会うのは初めての様子だった。
しかし、デート終盤、妃奈は課金についていけなくなったので、ゲームをやめるつもりだと言う。
その前の最後のお別れを直接言いたかっただけだと、賢成に別れを告げてあっさり帰ってしまった。
新たな情報をつかむゼロ
一方その頃、ゼロは何者かを自宅に招き、例の個人情報流出疑惑の映像を見せる。
そこには、記者会見で見せた内容の続きがあり、ウォンが更に話していた。
スターキングという闇金サイトを作った。クロッキーの國見から提供してくれた個人情報を使って多重債務者を引き寄せ、巧妙に闇バイトへ誘う…
そしてゼロは、1年前の件を振り返る。
1年前、クロッキー社情報流出の告発動画を作ったが、配信前に突き止められ脅迫された上、國見に交換条件を出された。
エリを巻き込みたくなかった為、國見の条件を飲み、証拠の映像を渡してしまったゼロ。
しかし納得できなかったエリは、個人で戦う事に。
証拠もなく一人で配信を続ける彼女の言葉を信じる者はなく…
ますます躍起になっていくエリを見ていられず、ゼロも止めるも、そこで事件がー。
そしてエリは死に、ウドも失う最悪の事態に陥ってしまったゼロ。
その過去を踏まえ、家に招いたその人物に、クロッキーの闇を暴くために協力してほしいと依頼する。
そして、その後ゼロにメールで、ウォンが話していた闇金サイト「スターキング」の情報が送られて来る。
その差出人は「ikemensaiko」
考察:ゼロが協力を依頼した相手は?
これはイコール、メールの差出人ということですね。
という事は、前回でも考察した様に、その人物は「ウド=大城大木」という線が濃厚ではないでしょうか!
彼なら様々な情報に精通していることにも納得がいきます。
だんだんと、ゼロの協力者の存在が明かされてきましたね…
妃奈の問題と闇バイト潜入
翌日、部室で集まっていた際、賢成にデートの相手との関係を改めて問い詰める香恋。
あの後香恋は、妃奈が気になり尾行したところ、売春している疑いがあると言う。
信じられない賢成が、昨日香恋が妃奈を見たという場所に向かうと、声をかけてきた男性とホテルに向かおうとする妃奈の姿。
思わず駆け出し、妃奈をその場から連れ出して話を聞く賢成。
妃奈の問題
ゲームの課金で、闇金サイトから借りた15万円が、1年で300万円にまで利子が膨れ上がってしまった。
実家に請求が来たり、脅迫電話がきたりと追いつめられ、闇バイトに手を出す事態に…
妃奈が手を出そうとした闇バイトは、ゼロが調べていたあの「スターキング」だった。
そのアジトを突き止めれば、情報情報流出の証拠がつかめるかもしれない!
【マルス】の次なるネタは「闇金サイトの撲滅」に決定する。
そこで、闇バイトに潜入するべく、賢成が妃奈の恋人を装って借金の肩代わりを申し出ることに。
こんなにタイミングよく、ゼロの周辺でターゲットの闇金サイトの事件が起こるものなのでしょうか…
ゼロの闇バイト潜入作戦
代打としてバイト採用された賢成に指示されたのは、現金輸送車を装って銀行の金を強奪すること。
更に命令にそむいたり、警察に通報すれば、家族を殲滅(せんめつ)すると脅されていた。
ゼロの作戦は
賢成に支給された制服から犯行場所の銀行を特定し、高校の地域貢献活動の一環として、防犯対策の動画撮影の協力を仰ぐ。
本物の現金輸送の時間を後ろにずらしてもらい、ゼロ自らジュラルミンケースに入って人間GPSになる。
そのケースをいつも通りアジトまで運ばせて、最終的に他のマルスメンバーを呼び寄せる。
ゼロの作戦通り、スターキングのアジトへの潜入に成功したゼロだったが、そこにいたのはなんと、小学生くらいの子供たちだった。
彼らは「ゲームオーバーかぁ」「ただのお小遣い稼ぎだった。」と事も無げに言い、絶句するマルスメンバー。
そして更に「正しいことが報われないなんて、今の子供たちはみんな知っている」と言う。
しかしゼロは、そんな子を抱きしめ「正しいことをしたら報われないとダメなんだ。俺たちが変えて見せるから」と力強く言い返す。
子供たちは警察に引き渡すことに。
さすがに今回の「闇金サイトの黒幕」については、
配信はできませんね…
國見の思惑
夜、事務所で誰かと電話をする國見。
「そうか、わかった。あまり無茶すんなよ」と言い、電話を切った國見に秘書の大咲(菜葉菜)が声をかける。
ここでの彼らの会話が、かなり気になる内容で。
大咲「またマルスですか?」
國見「俺は彼らと同じ目線に立って、戦うって決めたんだよ。あいつが倉科エリの死に関わっていた以上はね」
大咲「それが親としての贖罪ということですか。」
更に、國見の使命について彼らは話す。それは…
考えることを放棄して、付和雷同するだけになったこの国に引導を渡すこと。
しかし、國見がその使命に従ってこの国をスクラップ(壊)しても、その後にビルド(築き上げる)するには気概のある若者の台頭が必要だと言う。
そして國見は、マルスにその役割を期待しているような口ぶりで…。
考察1:國見の内通者は彼の子ども
秘書の大崎との会話から、國見がマルスに関わる理由が分かりました。
「エリの死に、自分の子が関わっていたことから、親としての贖罪」
つまり、ゼロが探している【マルス】内のエリを殺した人物は、國見の子という事ですね。
それは誰かというところですが…、今のところ、以前にも考察した香恋が一番い怪しいのかな…と。
今回も気になる行動が見られました。
・賢成のメールをのぞき見、デートの約束をみんなにバラす
・賢成とのデート後、妃奈を怪しんでわざわざ後をつける
(そこまでする程の怪しい要素あった…?)
また、ゼロも香恋を怪しんでいるのか、意味ありげなゼロの視線の先には彼女がいることもしばしば…
ただ、それではあまりにも安易な気もしますね…
考察2:國見がマルス(ゼロ)に期待すること
そして今回、國見が自らに課した「使命」というものも明らかに。
「付和雷同するだけになったこの国に引導を渡す」という事ですが、つまり
「むやみに他の(国の)意見に同調するだけの日本をぶっ壊す」というような意味にとれます。
…これ、どこかで聞いたことないですか?
そう、ゼロが掲げる革命「大人が作ったこの社会をぶっ壊す」に、限りなく近いのではないでしょうか?
更に國見は、壊した後に再生させる役割として、気概のある若い世代が必要だと言います。
それを【マルス】に期待しているのだとしたら…
彼がなにかと【マルス】にこだわるのは、「贖罪」だけではなく、こういった背景もあるとすればより合点がいきます。
その大きな役割を担う素質を伸ばすため、試練を与えているとも見えますね。
しかしそうすると、彼は本当にゼロの「敵」と言えるのでしょうか?
告発動画の配信、そして…
闇バイトのアジトからクロッキーから得た個人情報が、ウォンの会社からスターキングに流れていた証拠をつかんだゼロは、改めてクロッキー社の告発動画作成し、配信する。
しかし、その証拠はフェイクだったと、國見は【マルス】を名誉棄損で訴えることを発表。
その発表会見の後、國見は秘書たちに言います。
彼らはもっと疑うべきだった。ウォンの動画を手に入れた直後に、その闇金サイトの問題が起こるという偶然のからくり…
また、國見の会見を受け、【マルス】のアカウントには批判が殺到して…
すべては國見の手のひらの上、という事なのか…
恐ろしい男です…
マルスはこれからどうなってしまうのでしょうか…
さいごに
『マルス-ゼロの革命-』第4話のネタバレあらすじ、考察をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
「情報流出」という大きな不正を軸に、色々な事件が発生しますね。
次回で【第一部・完】ということで、大きな区切りを迎える局面が彼らを待ち受けます。
新たな展開に、ますます目が離せないですね!