とうとうすべての獣が面をとり、核心に近づきだした『新空港占拠』
今回は2024年2月17日放送の第6話のあらすじ、ネタバレ内容をさくっと読める形でまとめます。
また、考察や視聴した感想なども合わせてご紹介していきますので、是非ご覧ください!
前回:前作の『大病院占拠』と、今作の『新空港占拠』はHuluでまとめて見られます。
一気におさらいすることで、様々なつながりが分かってもっと楽しめますよ。
『新空港占拠』第6話|サクッと読めるネタバレあらすじ
こちらでは、ネタバレ内容を含む第6話のあらすじを、サクッと読める形で簡単にご紹介します!
・武蔵(櫻井翔)は5年前の「百首事件」を調べるため、向かった「百首神社」で神主に命を狙われる。
・取り押さえた神主からの情報と、神社の防犯カメラから獣たちの正体を知る。羊と兎は、百首事件の被害者・浜松功の娘たちだった。
・更に百首事件の犯人として逮捕された松長たち3人は無実。自殺した川越署長が天童の指示の元、手を下していた。
・天童は罪を認めて解放されるも、獣は更に、全ての黒幕である「ヤマネコ」の正体を3時までに突き止めるよう、武蔵に要求する。
・時間内にヤマネコの正体が分からなかった場合、VIPルームに仕掛けた爆弾で人質全員が爆死するという。残り時間は4時間40分。
・保護された天童が、「自分の全ての罪を不起訴にすれば、ヤマネコの手がかりを教える」と、武蔵に取引を持ち掛ける。
・天童の取引には警察上層部は応じられないと判断するも、本庄が手がかりを見つける。1年前の病院占拠の主犯・大和が駿河に、ヤマネコがこの日に空港に来る事を連絡していた。
・武蔵と本庄で、再度大和に話を聞きに行くよう和泉に指示されるも、本庄だけ先に向かわせ、別行動する武蔵。
・武蔵は再び天童の元へ。今すぐヤマネコの手がかりに案内しろと、銃を向けて天童を脅す。
・宇和島が、獣を捕らえて解放してもらおうと提案するも、無謀だと却下される。
・VIPルームに爆弾が仕掛けられていることを知り、追いつめられた人質たちは宇和島の策に乗ることに。
・宇和島の作戦は失敗するも、二葉と北見主導で、VIPルームを訪れた牛・掛川瑠美を人質として捕らえることに成功する。
裕子サイド
・裕子(比嘉愛未)と謎の男(ジェシー)を拘束する綾部(吉田健悟)は、「データ」のありかを聞き出そうとする。
・何も話さない男にしびれを切らした綾部は、裕子にヘッドホンで音量が上がり続ける音楽を流すという拷問を仕掛ける。
・裕子が限界を迎える直前、なんとか拘束を自力で解いた男は綾部を返り討ちにして、裕子と共に脱出。
・意識を取り戻した綾部は、何者かに「裏切り者・天童の始末」を指示されていた。
・謎の男が裕子を連れて向かった先は、なんと獣のアジト。男は獣の「鼠」だったのだ。
「ヤマネコ」は空港にいる!?
誰なんでしょうか…!
『新空港占拠』第6話|ネタバレ内容&考察・感想
もう少し詳しいネタバレ内容と、考察・感想をご紹介します。
獣になった理由
武蔵たちが向かった「百首神社」で手がかりをつかみ、獣の正体が判明した。
そして、百首事件の真相にたどり着く。
百首事件の真実
被害者の浜松功が殺害された当日、空港建設反対派の浜松功と空港建設側との交渉が決裂し、天童が川越署長に浜松功の殺害を指示。
その現場をたまたま目撃していた漁師仲間をも買収し、「松長たち3人がやった」とウソの証言をさせたのだった。
そして刑期を終え出所した後、神社に訪れた松長たちを仇と思っていた浜松功の娘・詩(山本千尋)と奏(安斉星来)がなじるが、松長たちは事件当日は漁に出ていたと弁明。
そこに龍・悠月(高橋メアリージュン)と蛇・駿河(宮本茉由)がやってきて、3人はハメられたのだと、真実を告げる。
ヤマネコの正体とは
「5年前に天童がついたウソ」である百首事件の真相が明らかになり、罪を認めた天童も解放されるも、空港占拠は続行。
全ての黒幕である「ヤマネコ」の正体を突き止めろと言うのだ。
また、それが時間内に分からなければ、VIPルームに仕掛けた爆弾で、人質全員が爆死するという状況。
リミットは残り、4時間40分。
武蔵はまず、弁護士の米沢の元を訪ね、ヤマネコの正体について問い詰めるも誰かは分からず。
ヤマネコについて分かったことは…
・莫大な資産や人脈をもとに政界財界を牛耳っている人物
・空港建設を計画したのもヤマネコ
・ヤマネコの正体を知ろうとしたものは全員消された
・米沢がヤマネコから受けていた指示は北見経由
・北見なら、ヤマネコの正体を知っている
その後、保護された天童から、武蔵に向けて取引を持ち掛けられる。
「ヤマネコの正体を突き止める方法が分かる。教える代わりに、自分の全ての罪を不起訴にしろ」というもの。
いや天童さん、とんでもないな…
その正体を突き止める方法とは、「ある場所に連れていく」と言うがー。
警察上層部には、殺人罪まで不起訴にはできないと取引は却下されてしまう。
他に方法はないと焦る武蔵だが、その時、何かを調べていた本庄が手がかりを得る。
ヤマネコの手がかり
初めにヤマネコの存在をほのめかした、1年前の病院占拠事件の主犯・大和。
彼が刑務所から弁護士に送ったという手紙が気にかかっていた本庄は、その内容について調べていた。
手紙の内容自体は一見して事務的な内容で、問題ないとされていたが、その中の数字を六法全書のページ数などに照らし合わせ、そこから文字を拾っていくと…
「山猫113空港来る」
という内容が。113は1月13日だとすると、それはまさに空港占拠された今日のこと。
獣たちは山猫が空港に来るこの日を狙って占拠を実施していたのだ。
北見キーパーソン過ぎる
当初から、こちらも謎の男とされており、後に逃亡中の北見元議員であると判明し、すでに彼の「ウソ」については明らかにされていますが…
北見だけですよね、獣に断罪された後もVIPルームに戻されたのって。
それらしいとことも言われていましたが、まだまだ余罪があるということ。
そして、彼は確実に「ヤマネコ」につながっているらしいことも分かりました。
更に、VIP専用隠し通路から逃走する時も、今回獣の1人を確保する時も、ちょっと手際が良いというか、妙に荒っぽいことに手慣れているというか…
ただの腹黒い議員という風には思えないです。
この人物、整形の可能性も考えると、武蔵の兄・健一であるという可能性もー。
表向き失踪したことになっていて実は生きている、という状況はかなりの修羅場をくぐってそうですし、年齢的にも説得力があります。
また、二葉と連携がスムーズに取れていたことも納得できるかなと…
謎の男の正体が判明
恐ろしい警官綾部は「データ」の在処を聞き出そうと、謎の男を暴行し、更に男にとって裕子が重要な人物らしいと睨んで、裕子にも拷問を仕掛ける。
時間と共に音量が上がり続けるクラシックを、ヘッドホンで流し続けるというもの。
最終的には鼓膜も破れ、頭もおかしくなると言う…
恐ろし過ぎる…
この時聞いたクラシックの曲、絶対トラウマになる…!
綾部が束の間席を外した隙に、男は落ちていた瓶の破片で拘束されていた縄を切り、裕子と共にその場を脱出。
その後向かった先は、なんと獣のアジト…。
そして、男は獣の「鼠」であると明かした。
綾部に指示する人物は
2人を追いつめていた最中にも、何者かから指示を受けていた綾部。
ヤマネコの指示ではと思われます。
ヤマネコから弁護士・米沢への指示は北見経由という事でしたが、綾部は電話でも連絡をとっていたこともあり、人質となっている北見ではなさそうです。
ということは、他にも指示を代理で出す人物がいるのか、あるいはヤマネコ本人からか…
そして最後には、天童を「裏切り者」として始末を依頼されています。
天童の「裏切り」とは、百首神社の真相を認めてしまったことなのか、あるいは、武蔵に掛け合った取引のことなのか。
もし後者のことであれば、どうやってそのことを知ったのか、方法やそれができる人物はかなり限られそうですー。
鼠は猫に追いかけられる
今回、謎の男(ジェシー)=「鼠」と判明しました!
獣の一員では?という予想をする人は多かったので、そこについては当たっていましたが…
しかし占拠中の他のメンバーと別行動であること、彼目的は「裕子」であること、ヤマネコの手下らしき警官に追われていることー
他の獣メンバーとは、目的や状況があまりにも違い過ぎ、依然、謎が多いままですね。
さいごに
『新空港占拠』第6話のネタバレあらすじ、考察をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
獣たちの空港占拠の本当の目的が明らかになると、これまでの行動の謎が一気に解明されていきますね。
ますます複雑になっていく展開ですが、これまでの伏線のおさらいなどをしたいとき、
『新空港占拠』はhuluで一気見することができます!
また、前作の『大病院占拠』も全話見ることができるので、復習にもおすすめですよ!