【いちばんすきな花】第5話|ネタバレあらすじ!感想&SNSの声まとめ

10月12日からスタートした、フジテレビ系の木曜よる10時枠『いちばんすきな花』

回を追うごとに仲を深めていく4人に、なんだか嬉しい気持ちで見ていましたが、徐々に彼らの関係性にも変化が訪れそうで、ドキドキしています…。

ここでは11月9日放送の第5話のあらすじや、実際に視聴してみての感想、またSNSでの声をまとめます。

【いちばんすきな花】第5話|ネタバレあらすじ

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内容はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

高校時代の友人から連絡がきた紅葉

朝、椿(松下洸平)の家で目を覚ました紅葉(神尾楓珠)。

前の晩、紅葉が急に椿の家を訪れ、2人で酒を飲んだあと、そのまま寝てしまったのだ。ただ、紅葉は昨晩のことをあまり覚えておらず、恐縮したが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。

そんな折、紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が入り…。

紅葉と夜々

紅葉から連絡し、夜々と2人で会うことになった。紅葉が友人から誘われたナンパ場所に呼び出して、ナンパしたフリをしてそのまま抜け出したのだ。

お茶をしに行く2人。紅葉は急に呼び出したことを謝るが、夜々は気にしない様子。

すると夜々は不意に「ゆくえさんのこと好き、ですよね?」と問いかけ、驚く紅葉。

さらに夜々がゆくえの家に泊めてもらったことを話すと、動揺を隠せない様子。

その後、「特別用事はないけど、耳貸してほしくて」と椿から連絡が入り、中座して紅葉の世間話に付き合う紅葉。

夜々の元に戻ってその事を話すと、夜々も同じく動揺した様子。

元トモ・赤田と偶然再会するゆくえ

インテリアショップを訪れていたゆくえ。4人色違いでおそろいのマグカップを買う為に来ていた。

そこに偶然、妻の峰子(田辺桃子)と買い物に来ていた赤田(仲野太賀)と鉢合わせ、峰子が席を外した合間に近況などを話すことに。

新しく、一緒にピザを食べるような友達ができたと話すゆくえに、ほんの少し嫉妬したような、安心したような様子の赤田。峰子が戻る前に、別れる2人。

旧友と意外な再会を果たす紅葉

イラストの仕事で、有名な人気画家「シノ」から指名で紅葉とコラボがしたいとの依頼が入った。

絵のタイプも違えば、知名度も違う自分への申し出に戸惑う紅葉だったが、詳しくは「シノ」のアトリエでと言われて、足を運ぶことに。

すると、そこに居た人気画家は、なんと紅葉の高校の時の友人「篠宮(しのみや)」だった。

篠宮は、高校の時に仲良くしてくれて嬉しかった、ありがたかったと、和やかに思い出話をする。

しかし紅葉は昔から、1人で余っている“可哀想なやつ”を見つけては、優しいふりをして一緒に居てあげていた。一緒にいるだけで嬉しそうにしてくれて、絶対に裏切らないから。と、ずっと抱えていた罪悪感を告白する。

こっちは優しさだって捉えてるんだから、そっちの勝手な罪悪感で、いい思い出を塗りつぶさないで、と言われ、そのまま仕事の話は立ち消えになり、紅葉は篠宮のアトリエを後にする。

椿に救われる紅葉

その後、無意識に椿の家の前まで来ていた紅葉。そこにたまたま「今日うち来れる?」と椿から電話が。

そのまま合鍵で中に入って待つことになり、その間椿と電話で話をする。

そこで紅葉は胸の内の苦しさを素直に吐露し、椿は2人分の牛丼を買って帰るから一緒に食べようと優しく伝える。

しかし帰ってきた椿の手には4人分の牛丼が。その後、ゆくえと夜々も春木家に続々集まってくる。

春木家でくつろぐ4人

そこで4人は牛丼を食べながらそれぞれの昔の夢の話をする。

椿はミュージシャン、夜々は棋士、ゆくえは数学者になりたかったが、それぞれの理由で諦めたと言う。諦めたが、今の仕事もやりたかったことの一つだと。

その後思い思いにくつろぐ4人だったが、夜々がアイスを買いに行きたいと椿を誘って2人でコンビニへ。

ゆくえと2人になった紅葉が、高校の頃の友人が書いた絵だと、今日会った友人の絵を見せると、ゆくえは優しい感じの絵だ、紅葉と同じタイプだと言う。

納得いかない顔の紅葉に「受け手が優しいと思ったんなら、それでいいんだよ。」とゆくえは言う。

【いちばんすきな花】第5話|ハイライト&感想

実際に視聴して印象的だったシーンと、その感想をまとめてご紹介します!

内容はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

それぞれの嫉妬

今回、「嫉妬」の感情もテーマの一つだった気がします。

紅葉は、ゆくえの家に泊まったという夜々に。

夜々は、椿から世間話のために気軽に電話が来る紅葉に。あるいは春木家の合鍵を持っていたゆくえに。

そして赤田は赤田で、ゆくえに「ピザを一緒に食べるような」仲のいい友達ができたと聞いて、安堵の様子に少しだけ、嫉妬のような感情も混ざっていたのかなと。

赤田の嫉妬は「今まで長らく、いちばんの友人は自分だったのに」という感情かしらと感じられましたが、紅葉と夜々のそれは、もう少し複雑のような気がします。

単純に考えれば、「恋愛感情」が絡むから、と捉えられるのでしょうが、本当にそれだけなのでしょうか?

自分としてはもう少しこの先の展開を見て、考えたいところです。

元カノでしょ?

ゆくえと赤田がインテリアショップで偶然鉢合わせた後、赤田と妻・峰子が帰りの車に乗り込んだ時のシーン。

ゆくえと赤田は、峰子が席を外した合間に話をして別れていましたが、峰子はその様子を見ていた模様で。

むしろ、席を外す前に気付いて、わざとそうした可能性もあったかもしれません。

「私分かっちゃった。さっき居た女の人、元カノでしょ?」と。

結局赤田はそれを否定も肯定もしませんでしたが、そう言われた時にほんのり表情に乗った絶望感。

結局、男女間の仲というのは「恋愛」の関係でしか想像されないのだろうか、と。

私はそう感じて、その一言で、なんともやりきれない気持ちになってしまいました。

紅葉の罪悪感・篠宮くんのやるせなさ

紅葉が自分の罪悪感の告白をし始めた時、多くの人が思ったと思いますが…

なんでそれ言っちゃうかな…

篠宮くんの言う通り、相手が「優しさ」だと感じていたのなら、少なくともその人にとってはその優しさは「本物」だった訳です。

紅葉にとってはその事実を突きつけられたことで、余計に罪悪感が膨らんで言わずにいられなかったのでしょうが…

篠宮くんにとっては青天の霹靂、急に美しかった思い出を真っ黒く塗りつぶされてしまったかのような、やるせない気持ちだったことでしょう。

紅葉の気持ちも分からなくはないですが…ここは言わないでいて欲しかった…

「優しいフリ」も突き通せば「本物の優しさ」にだってなれるはずです。

「お邪魔しました」

紅葉の「お邪魔しました」に対する返事の対比が印象的でしたね。

冒頭で、突然春木家にやってきた紅葉が翌朝帰る時、椿は「お邪魔しました」に対する返答に初めは迷いながら「またおいで」と手を振りながら和やかに伝えました。

一方、紅葉の旧友の篠宮くんのアトリエを後にする時、紅葉が立ち去る前に一言かけた「お邪魔しました」に対し、篠宮くんの返答は「バイバイ」でした。

はじめの「またおいで」という、椿と紅葉の何気ないやり取りが事前にあったからこそ、篠宮くんの「バイバイ」はより関係の断絶、決定的な別れをイメージさせる一言となりましたね。

切なすぎでした…

【いちばんすきな花】第5話|SNSでの声

SNSではどのような声が上がっていたのか、まとめます。

赤田の再登場!

ゆくえの元トモ・赤田。1話にしか登場していませんでしたが、「理想的な男友達」「ゆくえとのやり取りが好きすぎる」と大人気でした。そんな彼が再登場し、ネット上でも話題に。

篠宮くんに今後の救いを求める声

あまりにもやりきれない終りを迎えた紅葉との友情、過去の思い出。なんとかならないのか、と思った人は多かったようで…。

紅葉と椿の電話のシーン

ひどく傷ついた紅葉の話を、電話で優しく聞いて受け止める椿。紅葉の話に共感の声はもちろん、その椿の対応についても印象的で話題に上がっていました。

4人の今後の関係性は…

紅葉はゆくえ、夜々は椿に、友達への「好き」とは違う好意を抱いている様な描写が見られ、今後のこの4人の関係はどうなっていくの!?と気になる声が続出でした。

さいごに

『いちばんすきな花』第5話のあらすじをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

今回は紅葉のメイン回になりましたが、あわせて4人の関係性の変化にも兆しがみえてきました。

「男女間の友情は成立するか」というテーマでしたが、それが彼らの関係にどう反映されていくのしょうか?

ますます見逃せない展開となりそうです。

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